質問掲示板 神奈川県横須賀市の電気工事、家電修理
オール電化とガス併用どちらがお得ですか?
質問者:trinity3 さん
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質問日時:2014-09-25 16:25:29
回答:3件
新築の家を建てる予定でいる者です。この度、新築の一戸建てを建てることになりました。その際、オール電化もしくは
ガスとの併用にしようか悩んでいます。
工事費がそれぞれどれほどのものになるか調べたところ、どちらにするか迷っているところです。ガスを併用する場合は、ガス床暖房60万円ほどのサービスがつきます。その場合、ガス対応フローリングとの工事費が8万円、
それにエコウィルが加わると、プラス30万円がかかります。
業者の人が言うには、プロパンガスの地域であれば、オール電化の方が、
天然ガスの地域であれば、ガス併用の方がお得ということでした。
私は現在、3人家族、マンションに住んでおり、一戸建ての場合、
どのような設備がよいのかよくわかりません。
オール電化の家、もしくは、ガス併用の家に住んでいる方は、ご自身の経験談をよろしくお願いします。
オール電化にした場合とガス併用にした場合ですが、使っているのがプロパンガスであればオール電化にすることで安くなるケースがあります。
反対に都市ガス(天然ガス)であれば、ガス併用にしたほうが安くなる場合があります。
オール電化にした場合は、電力契約が大きく変わります。
夜間~深夜時間帯の電力が安くなる契約に自動的に切り替わるので、昼間に誰もいなくて電力を使わない場合であれば、ガスを併用する場合より安くなります。
しかし、両親と同居していたり小さい子供がいたりで、昼間に誰かがいることが多い家庭であれば、昼間の電気料金が高くなるので、オール電化にしたことでかえって電気代が高くなるケースがあります。
ガスを併用する場合ですが、床暖房システムやエコウィル(エネファーム)がついてきます。
こちらは逆で、二世帯住宅ですでに両親が定年退職している場合や、お子さんがまだ小さくて家にいて昼間に電力をある程度使うことが見込まれる場合であれば、ガス併用の方が光熱費も安くなります。
ガスを併用した場合、電気代は約40%節約できると言われています。オール電化を導入する分岐点となる月々のガス料金は、6,000円が目安となります。
6,000円未満であればガス併用の方が得になり、10,000円以上であればオール電化の方が得になります。
6,000円~10,000円の間であれば、ライフスタイルによって、どちらがいいか変わってきます。
料理をよくする方や入浴時間が長い人であれば、断然ガスのほうがいいです。逆にそれらにこだわりがなければ、オール電化でも問題はありません。
オール電化にしてもガス併用(エコウィルなど)にしても、工事費用がかかります。
両者の見積もりをきちんと取って、しっかりとシミュレーションを行った上で決断することをお勧めします。
オール電化にした場合のメリットとデメリットは、以下のようになります。メリット
・ガス契約が解除となるので、ガス料金が0円になる。・キッチンがIHクッキングヒーターになることで、火災の危険性が減る。
・夜間~深夜時間帯の電気料金が安くなるので、日中に誰もいなければ光熱費が安くなる。デメリット
・エコキュートは深夜電力を使って1日分のお湯を沸かすため、貯水槽を設置しなければならない。
・昼間の電気料金が高くなるので、昼間に誰かいる家庭だと電気料金が高くなる。
・IHクッキングヒーターの場合、手の込んだ料理ができにくくなり、料理が好きな人だと不満に感じることが多々ある。
エコウィルにした場合のメリットとデメリットは、以下の通りになります。
メリット ・給湯した時の排熱を利用するので、エネルギー変換効率が約90%と高い。・発電した分、家庭の電気として使用するので、電気代を約40%節約できる。
・補助熱源機を組み合わせるので、湯切れを気にしなくてよい。
デメリット ・発電のみで使用することができない。
・停電時は使用できない。
・お湯の使用量が少なければ、発電量も少なくなる。・お湯を沸かした時の排熱を利用するので、貯湯タンクを置く必要がある。
比較していくと、オール電化は昼間に不在で夜間~深夜に電気を使う家庭、エコキュートが電気を使う時間帯にそって生活する家庭であれば導入するメリットがあります。
逆に、昼間に誰かがいる場合や二世帯住宅などで、昼間でもある程度電力を使用する状態が見込める場合であれば、エコウィルを使うメリットがあります。 電力の使用状況や料理が好きかどうか、入浴時間が長いかどうかなどライフスタイルによって、どちらにメリットがありそうかというのは変わってきます。
オール電化にした場合の見積もりとエコウィルにした場合の見積もりを取って、しっかりシミュレーションして判断されるといいのではないでしょうか。
オール電化にしたほうが得か、ガス併用にしたほうが得かについては、電気の使用状況によって変わってくるかと思います。
オール電化というのは、その名の通りでガスキッチンがIHクッキングヒーターに変わり、給湯装置もエコキュートに変わります。
エコキュートというのは深夜時間帯に1日に使うお湯を沸かしてしまいます。
オール電化にすると、電気料金も夜間~深夜が安いプラン(東京電力だと電化上手)の契約に切り替わります。
夜間~深夜の電気料金が安くなる代わりに、昼間の電気代が高くなるので、小さいお子さんがいて、昼間も電力を使う場合だと、オール電化の場合逆に高くなる可能性があります。
私のところは子供が1人ですが、昼間も電気を使うので、オール電化にしたことで、電気代が逆に上がってしまいました。ガスを併用した場合は、エコウィルもしくはエコファームを使って、発電や暖房、給湯を行います。
電力の約6割程度をまかなえるので、これを上手く使って電気代を節約することをコンセプトにしています。
オール電化にするか、ガス併用にするかの分岐点としては、ガス代がいくらになるかというのが問題になってきます。
損益の分岐点は、ガス代が6,000円を超えるかどうかです。
6,000円未満であればガス併用のほうが特、10,000円以上であればオール電化のほうが特になり、その間であれば料理を頻繁に行うかどうかなどライフスタイルに応じて選択するという形になります。
工事費を回収できる目安は、オール電化でもガス併用でも、約7~8年くらいが目安となります。
オール電化の場合とガス設備両方の見積もりを取って、両方の場合の光熱費シミュレーションを行った上でご決断されるといいのではないでしょうか。
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