質問掲示板 岡山県倉敷市の電気工事、家電修理
オール電化の製品はどれがいいのでしょうか
質問者:merviei898 さん
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質問日時:2014-09-25 16:31:45
回答:3件
このたび、オール電化にしようと考えております。
現在、一戸建てに大人2人人に子ども4人で住んでいます。
オール電化にするにわたって、エコキュートやIHヒータについて、
様々なメーカーのパンフレットをのぞいたりしています。しかし、どのメーカーの製品も私の目には一緒に見えて、購入に悩んでいます。
現在、料理をする際は、プロパンガス、お風呂を沸かす時は灯油バーナを使用しています。
今回、オール電化にしようと思ったきっかけは、灯油バーナが不調をきたしたためです。
新しい物を購入することも検討しましたが、一部補助金も貰えるということ。
トータルの高熱費を考えた場合もオール電化の方がいいとも思っています。
しかし、先にも書いたように、どの製品を買えばいいかわかりません。
オール電化にした人は、どんな製品を選びましたか?
オール電化にした場合、IHクッキングヒーターやエコキュート、暖房機器を選択することになります。
この中で暖房機器というのは、既存の設備を選ばれる方が多いと思いますので、新たに設置される人が多いIHクッキングヒーターとエコキュートについて書いていきます。
IHクッキングヒーターはまずクッキングヒーターのタイプで選びます。一戸建てであれば、ビルトインタイプもしくは据え置きタイプのいずれかになります。
一般的にビルトインタイプは、システムキッチンに組み込んで使うタイプで、据え置きタイプは流し台などに置いて使うタイプになります。
次に大切なのは、コンロタイプです。コンロはガスキッチンと同じく、2口と3口があります。3口は2口コンロ+ラジエントヒーターのものがあるので、これはライフスタイルによって選びます。
最後は加熱方式です。一番一般的なのは、IHヒーターです。IHヒーターは熱伝導率が高いので。幅広い調理ができます。
ただ、使える鍋が限られるタイプとオールメタルタイプがあるので、選ぶ際は注意が必要です。次に普及しているのがラジエントヒーターで、これは余熱があるので、余熱調理もできます。最近のIHクッキングヒーターは鍋ふりもできるようになっているので、メーカーは好きなものを選ぶといいかと思います。
エコキュートについては、家族の人数によって変わってきます。4人家族でしたらタンク要領は370リットル~460リットル位はあったほうがいいかと思います。
自宅がある地域が海に近い地域や潮風が当たりやすい場所であれば、塩害地向けの製品を選ぶ必要があります。
また、装置のタイプも重要で、設置スペースによって変わってきます。スタンダードなのは角型ですが、場所によっては薄型やコンパクトタイプを選択します。
どのタイプがいいかは、実際に見積もりの時に業者の方に聞いてみるといいアドバイスがもらえるのではないでしょうか。
ご質問者様は、IHクッキングヒーターとエコキュートを導入しようとお考えのようですので、この2つに絞って書きたいと思います。
IHクッキングヒーターを選ぶにあたって大切なのは、以下の3点です。
・クッキングヒーターのタイプ
・コンロのタイプ
・火力(加熱方式)
クッキングヒーターは、一戸建て用であればビルトインタイプと据え置きタイプになります。
ビルトインであればシステムキッチンとして組み込むことになりますし、据え置きタイプであれば流し台などに置いて使うタイプになります。
コンロは3口コンロと2口コンロがあります。
3口コンロは、1口がラジエントヒーターになっている場合があります。
加熱方式で一般的なのは、IHヒーターになります。電磁誘導で鍋を加熱するので熱効率が90%と高く、幅広い調理ができます。
ただ、IH調理器は対応のものしか使えないタイプがあるので、その点は注意が必要です。ラジエントヒーターというのは、渦巻状になっています。IHと違って加熱面が暑くなるので、炙りものができますし、余熱での調理も可能です。
以前は鍋振りができませんでしたが、近年の製品は鍋振りもできるようになり、選択肢も増えましたので、メーカーはお好きなものを選ばれてもいいかと思います。
エコキュートはタンクの容量と設置スペースによって変わってきます。4人暮らしであれば、タンクの容量も370リットルもしくは460リットルが一般的な容量となります。
エコキュートはタイプが様々あり、お湯張りや足し湯までフルオートでやってくれる機種や床暖房に対応した機種、給湯専用のタイプがあります。
どの機能を使われるのかによって、機種を選択していってください。あとは、設置スペースも大きな問題になります。一般的なのは角型ですが、スペースがなければ薄型やコンパクト型を選ぶこともあるでしょう。この辺りは、お見積もり時に説明があると思いますので、疑問に思った時点できちんと確認することが大切です。
IHクッキングヒーターは、メーカーごとに特徴があります。
日立のように火力にこだわっているメーカーがあれば、東芝や三菱のようにグリルスペースが広く取られているなど使い勝手にこだわっているメーカーなど様々あります。
電力会社のショールームが近くにあるのであれば、そこで実際に触れてみるのが早いのですが、ない場合は優先する項目を決めた上でどのメーカーを選ぶかを決められるといいのではないでしょうか。
エコキュートについては、貯湯タンクの容量によって変わると言っても言い過ぎではありません。
エコキュートというのは、深夜電力を利用して1日に使うお湯を沸かして、そのお湯を利用します。
基本的に貯湯タンクにある容量のお湯しか使えないので、使いたい時にお湯がなくて結局沸かさなければならないということも考えられます。オール電化の料金体系は、昼間の電力が高くなるので、もし昼間に再度お湯をわかすことになると電気代が高くなることも考えられます。
メーカーの人気では、三菱、コロナ、パナソニックの人気が高いようです。タンクの容量やクッキングヒーターの形状など希望の条件をまとめた上で、見積もり時にそれを伝えてみることが大切ではないでしょうか。
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