質問掲示板 奈良県生駒市の電気工事、家電修理
ブレーカーが落ちまくる原因は?
質問者:perl.pink さん
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質問日時:2014-09-17 13:27:23
回答:3件
最近家にいることが多くなった主婦ですが、どうもブレーカーが何度も落ちて困っています。もともと古い家を中古で購入したものなので、かなりガタがきているのですが、ブレーカーが何度も落ちる原因というのは何でしょうか?
やはり無駄な電力を使っていて、それにプラスして洗濯機やアイロン、テレビ、パソコンなどを使うとブレーカーが落ちるのでしょうか?でも、そうそうブレーカーって落ちるものなのでしょうか。
結婚して数年たちますが、まさかここまでガタがきているとは思ってもいませんでした。実家ではどんなに電気を使ってもこのようなことは なかったので困っています。実際にその家その家によってブレーカーが落ちやすいものとそうでないものがあるのでしょうか?電気に関しての知識は皆無でわからないことだらけなので、詳しく教えていただけると嬉しいです。また、古いブレーカーを取り換える(?)時にはどうすれば良いでしょか?
ブレーカーが落ちる原因は3つあります。
・多くの家電製品を一度に使った場合
・漏電している場合
・一部の回路で大量の電力を消費するものを同時に使っている場合
対策としては、同時に使用する家電製品を減らすことがあります。
これは一部の回路で大量の電力を同時使用していた場合も同様で、同時使用を避け、別の場所で使うことが大切です。
漏電している場合は、一度配線用遮断機を切った状態で漏電遮断器を上げて、配線用遮断機を1つずつ上げていきます。
ブレーカーが落ちた配線用遮断器から漏電しているので、それが分かった時点で漏電遮断器を上げて、正常な配線用遮断機を上げます。
正常なものは使えるので、漏電しているところは修理を行ってください。
注意することとしては、感電の原因となるので、漏電しているところは決して濡れた手で触らないようにしてください。
アンペアブレーカーが落ちる場合は、契約アンペアを変更することもできます。
契約アンペアの変更は、配線容量が足りていて、しっかりした太さの引込線があれば、ブレーカーの交換だけなので、無料でできます。
これも屋内配線工事が必要な場合もあるので、電力会社に連絡して確認をとってください。
ブレーカーが落ちる原因で意外と多いのが、機器側の漏電です。
中でもよく見られるのが、エアコンの漏電です。
エアコンは省エネルギー化したと言っても、多くの電力を消費します。
特に梅雨の時期は、一層の注意が必要です。
さて、エアコンに限らず、他の家電でも漏電する場合があります。
例えばネズミが電気コードをかじってしまい、コードがむき出しになることで、漏電が起きます。
漏電遮断器が落ちた場合は、漏電の原因となっている家電の電源を入れたままだと、ブレーカーはずっと上がらないままです。
そういう場合は、漏電の原因となっている家電のコンセントを外してブレーカーを上げてみると正常に戻ります。
その後は、その他の家電のコンセントを外して、漏電の原因となっている家電のコンセントのみ入れてみます。
これで落ちたら、家電側の漏電が特定できます。
漏電が起きた家電は、修理するか買い換えることで漏電が防げます。
エアコンが原因の場合であれば、購入店か空調工事会社に連絡して修理します。
アンペア契約が原因であれば、アンペア契約を変えることで解決するので、電力会社に見てもらうことが大切です。
ブレーカーが落ちる原因は様々ですので、できるだけ早く原因を特定して対策を立てることが大切です。
ブレーカーは3つあります。
・アンペアブレーカー
・漏電遮断器
・配線用遮断器
ブレーカーが落ちるというのは、この中のいずれかが落ちることを言います。
アンペアブレーカーは、多くの家電を同時に使って、契約アンペアを超えた時に落ちます。
これは同時に使う家電を減らすことで解決できます。
頻繁に落ちるようであれば、契約アンペアを変更することも考える必要があります。
アンペアを変更する場合は電力会社に連絡し、ブレーカーの変更工事が必要です。
基本的には無料ですが、屋内配線工事が必要な場合は別途費用がかかります。
漏電遮断器が切れている場合は、どこかで漏電が起きています。
アンペアブレーカーが入っている状態で、配線用遮断機をすべて切ってください。
その状態で漏電遮断器を入れて、配線用遮断器も入れていきます。
切れるところかあったら、そこで漏電が起きています。
電気工事店に連絡して修理をしてもらうことが必要です。
配線用遮断機が切れる場合は、同じ回路内で消費電力の大きい家電を使っていることが原因です。
この場合は、違う回路で別々に使うようにしてください。
回路内は20アンペアですので、契約アンペアを上げた場合でも、必要であれば回路を新設してください。
修理や工事が必要になった際は、必ず複数の電気工事店から見積もりを取ってください。
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