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火災報知機は、ホームセンターや家電量販店でも販売されています。
ですので、そういうお店で購入して、設置工事も一緒に頼まれる方もいます。
しかし、ホームセンターや量販店の方はプロではないため、設置が雑になりがちです。
また、値段的に少々高めです。

業者に設置をお願いするのであれば、専門の設置業者やお住いの地域の市役所などで斡旋されていれば、そういうところを利用してもいいでしょう。

市からの斡旋であれば、業者もあらかじめ決められた金額で工事を行いますので、高額な金額を請求されることもありません。

斡旋がなくても、ネットで検索して評判の良い業者を数社選んで見積もりに来てもらって、見積もりを取るといいでしょう。

業者に設置を依頼するメリットは、火災報知機のことを知り尽くしているので、設置場所に最適な製品を選んでもらえることにあります。
良心的な業者であれば、なぜこれがいいのかも合わせて答えてくれますので、どんどん質問してみるといいのではないでしょうか。
また、たいてい箱で仕入れているので、普通に量販店で購入するより安いですし、作業費込みの価格が普通に量販店などで購入するのと変わらない金額になる場合もあります。

設置作業は、消防法で設置する場所が決まっているので、それに従った設置作業を行います。

取り付け自体は、そんなに難しいものではありません。

説明書がありますので、それに従って作業すれば取り付けることはできます。
ただ、壁面や天井に取り付けるものなので、踏み台か脚立がなければ作業できません。
どちらともなければ業者に依頼することになります。

取り付ける個数につきましては、最低5個前後となります。
これは消防法により、寝室と寝室につながる階段、及び廊下に設置することが義務付けられているためです。
その他にも、条例で台所や居室にも必要な場合がありますので、条例で定められている地域にお住まいであれば、設置義務があります。
もちろん、設置義務がなくてもつけている人もおられますので、それは各個人の裁量という形になります。

寝室と階段および廊下、台所と居室に設置する場合は、一般の一戸建てでは10個前後くらいになります。

設置については、壁面と天井で違いがあります。

天井であれば、壁から熱式で40cm、煙式で60cm離し、照明器具のような熱を発する者から話して設置します。
壁面の場合は、天井から報知器の中心が15cm～50cmになるように設置します。

これを業者の方にお願いした場合は、相場では3万円～10万円くらいになります。
値段はどの部材を選択するかによっても変わってきます。
まずは複数の業者に見積もりに来ていただき、どういった工事をするのか、どんなものを設置すればいいのか聞いた上で選択されるといいのではないでしょうか。

取り付けについて、多少手間はかかりますが、自分で取り付けることも可能です。
火災報知機は家電量販などでも売られており、取り付け方の説明書も入っていますので、それにそって作業を進めていくとスムーズに進みます。

消防法で義務付けられている設置位置は、寝室とそこにつながる階段や廊下です。
その他にも自治体の条例で、台所や居室など消防法で定められていない場所への設置が義務付けられている場合もあるので、お住いの地域の条例は念のため確認しておいてください。

取り付け位置は天井につけるか、壁につけるかで異なります。

天井の場合は、壁から火災報知機の中心まで煙式は60cm以上、熱式は40cm以上離してください。

設置の際は、照明器具など熱を発するものからは離すようにしてください。

壁に取り付ける場合は、天井から火災報知機の中心が15cm～50cmになるように取り付けます。

取り付けを業者に依頼した場合は、業者にもよりますが大体1個あたり3,500円～1万円くらいになります。
業者に依頼する場合は、自分で必要個数買い揃えるよりも安くなりますので、自分で買わずに見積もり時にどのような製品があるのかしっかり聞いてから決めましょう。