雨漏り対策 シーリング修理や防水工事など
雨漏りの主な修理・対策としてシーリング、防水工事、屋根の修理などがあげられます。
これらは専門的な知識が必要な工事ですが、軽度の雨漏りの場合でしたら、
自分でも修復をすることが可能です。
そこで、雨漏りに困っているあなたでも簡単に修理ができる方法を紹介していきます。
◆シーリングとは
シーリングとは、際でサイディングのコーキング部分や、サッシと外壁の部分などにある隙間を充填材で埋め、
機密や防水を施す作業です。
◆シーリング作業の方法
シーリングをするにはホームセンターなどで売られているシーリング材を用意することから始めます。
シーリングに使用する充填材はそれぞれの用途にあった種類の物を選びましょう。
他に用意をする物として、プライマー、ヘラ、カッター、マスキングテープ、布の切れ端などがあげられます。

◆シーリングの手順
(1)古いシーリングを除去する作業
シーリング作業を開始する前にまず演っておくことは、古いシーリングを除去することです。
なぜなら、古いシーリングは硬くなっており、新しいシーリングと接着をする際に相性が悪いためです。
古いシーリングはカッターなどの刃物を使ってそぎ落とします。
この時、周りの壁などを削ってしまわないように注意が必要です。
(2)マスキングテープを貼る
古いシーリングを除去し終わったら、溝の清掃をし、細かいゴミなどを落とします。
そして、シーリングを打つ溝の両端に、シーリングやプライマーがくっつかないように、
マスキングテープを使用して保護をします。

(3)プライマーを塗る
シーリングを打つ部分にプライマーを塗っていきます。
プライマーはコーキングとシーリングを密着を高めるために塗布します。
この作業を怠ると、シーリングの中に雨水などの水分が入り込む要因となります。
よって、慎重に作業をする必要があります。
(4)シーリングを打つ
ここでは実際にシーリングを打っていきます。
シーリングはプライマーが乾いたら打っていきます。
コーキングに沿って、少し厚めなくらいの量を充填していきます。
充填材を塗り終わったら、シーリング内部に空洞ができるのを防ぐために、
ヘラで表面をならしていきます。
(5)マスキングテープを除去する
ここまでの作業を終えたら、マスキングテープを早めに除去していきます。
テープを剥がすのが遅い場合、溝のシーリングと固まってしまい、綺麗な仕上がりを期待できなくなります。
マスキングテープを除去後、シーリングが完全に乾けば作業は終了です。
以上が、素人でも簡単にできるシーリングの方法でしたが、いかがでしたでしょうか?
このシーリング方法は範囲が狭い場合は容易に行うことができますが、
シーリングする範囲が広い場合は時間と手間が要求されます。
よって、広範囲にシーリングをする際はプロに相談するのをおすすめします。