外壁塗装や屋根工事などのリフォーム
家の寿命は30年前後
家の寿命は30年前後と言われていることを、あなたはご存知でしょうか?
家の外壁や屋根は雨や風、日光によって劣化をしていきます。
新築時から5年もすれば家のところどころに傷みが生じてきます。
目に見えるような傷がある場合は速急に修理をする必要があります。

◆外壁や屋根の劣化
外壁や屋根の劣化を放置していると、予期せぬ損失を招くかもしれません。
目立った外壁の劣化をそのまま放置しておくと、塗装膜が剥がれ落ち、下地の劣化にも繋がります。
やがて傷は拡大し、ヒビ割れた状態になります。この状態になった場合、雨水の浸水の危険を招くことがあります。▼ヒビ割れに侵入した雨水は外壁内部の木材や鉄骨材を腐食させる恐れを促します。▼また、断熱材が水を吸った場合、カビが発生し、あなたの健康に害をきたすかもしれません。

◆簡単にできる家の劣化チェック
ここでは素人でも簡単に建物の劣化をチェックできる方法をあなたに紹介していきます。
(1)外壁に苔や藻が生えている
まず、外壁に苔や藻が生えていないか確認してみてください。
苔や藻が生えている場合、塗装面が劣化している痕跡です。
苔や藻が少しくらい生えていても気に留めないあなたは注意する必要があります。
苔や藻が生えている面積が多いほど、外壁の塗装もそれに比例して進行していると考えてよいでしょう。
(2)外壁に触ると、塗料の粉が手につく
長い年月、雨や紫外線の影響を受けた塗装面は劣化し、粉状になります。
塗装面が剥げて塗料の粉が手につくことを、チョーキング現象と呼びます。
この現象が生じた場合、外壁の防水性は著しく低下している証拠です。
よって、雨水が外壁に入り込み外壁の色自体が変わってきてしまいます。
この状態を放置しておくと、外壁全体が腐食してしまうので、速急に修理が必要です。
(3)金属部分のサビ
建物の金属部分にサビが生じているのは、立派な劣化の証拠です。
金属部分がサビている場合、外壁の塗装面も劣化していると考えていいでしょう。
(4)サイディングのコーキング
外壁がサイディングである場合、壁と壁の合間にコーキングというパッキンに似た素材が使われています。
コーキングがひび割れしているケースや隙間が空いているなどの状態は建物が劣化してきている警告です。
(5)外壁のヒビ割れ
外壁がモルタルの場合、ヒビ割れを容易にみつけることができるでしょう。
しかし、サイディングが使用されている場合、
よく観察をしてヒビ割れを見つける必要があります。
ヒビ割れだけでなく、形が変形している部分は家の劣化が進んでいる証です。
よって速急に対応が求められます。
(6)建物全体を見た時に色褪せが生じている
新築時代の写真と、現在の家の状態を比べた際、だいぶ色褪せているということがあります。
色褪せや汚れが酷い場合は、もう一度塗装し直すべきというサインの表れです。