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オール電化の工事費用
質問者:zack2698 さん
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質問日時:2014-09-12 21:18:20
回答:3件
私の家は一戸建てです。年間の光熱費が電気・ガスだけで、30万円近くかかっています。
家族構成は私・妻・子どもの3人であり、日中は家に誰もいない状態です。
そこで、光熱費を少しでも浮かせるために、設備投資してオール電化にしようと考えています。
エコキュートとIHクッキングヒーターの設備、太陽光発電の工事費用を見積もってもらったところ、
定格出力3.2KWでシャープND160AVを20枚設置で220万円かかると言われました。
また、工事費用の元を取るには15年ほどかかると言われ、工事をした方がいいか悩んでいます。
そこで、オール電化の工事をした方にお聞きしたいのですが、
工事費用はどれぐらいかかり、工事前と工事後では本当に光熱費が安くなるのでしょうか?
ご回答よろしくお願いします。
まず光熱費についてですが、ガスは解約することになるので、今までかかっていた基本料金分が浮くことになります。
都市ガスをお使いか、プロパンガスをお使いかは分かりませんが、どちらをお使いとしてもその分は特になると思います。
エコキュートは深夜の時間帯に、1日に使う分のお湯を温めて使うことになります。
オール電化にしてエコキュートを入れると、昼間の電気料金は少し高く、夜間の電気料金が安くなるプランで契約し直すことになります。
ですので、我が家のようにお昼も電気を使う家庭でオール電化にすると、かえって高くなりますが、質問者様のようにお昼は誰もいない場合であれば、現在の光熱費より安くなる可能性があります。
これについては千差万別ですので、電力会社のサイトなどで十分にシミュレーションを行った上で、現在の光熱費と比較されたほうがいいと思います。
次に工事費についてですが、オール電化にして、太陽光発電システムもつけられる予定なのでしょうか。
一般的に元を取るのに長期間かかるのは確かですが、工事費用として全部合わせて220万は少し高いようにも感じます。
一括見積もりを行えるサイトを利用して見積もりを取ってみて、その上で検討されてみてはいかがでしょうか。
大抵の場合、オール電化にした時にIHクッキングヒーターとエコキュートをつけます。
これらを設置するときの費用は、工事費込みで約70万~80万円でした。
ただ、電源が100Vだった場合は、200Vの電源を引き込む必要があります。
また、配管が規定より長ければこれを工事する必要があるので、その分の費用も発生します。
これに加えて太陽光発電装置を付ける場合は、太陽電池の種類や立地条件によって違ってきますが、私の場合は工事費込みで150万円くらいでした。
補助金がもらえれば、その分安くなる場合もありますが、申込者が多ければ抽選になりますので、そのあたりのことも考える必要があります。
その他にもIHクッキングヒーターに変えた場合、鍋やフライパンがIH対応でない場合は、対応のものに買い換えなければなりません。
金額はまちまちですが、やはり数万円前後は見ておく必要があります。
オール電化や太陽光発電装置の設置費用については、分割での支払いとなります。
複数の業者から見積もりを取って、分割払いのシミュレーションを行うようにしてください。
また、光熱費が得になるかどうかですが、これは各家庭の事情によって変わってきます。
日中に誰もいない状態ということであれば、現在であれば太陽光発電で作られた電力を売電できますので、その分でペイできる可能性はあります。
また、オール電化にしてエコキュートをつけると、エコキュート用の電気料金を契約することになるので、これも安くなる可能性があります。
いずれにしても、これまでの光熱費とオール電化にした場合の光熱費のシミュレーションを行って、どれくらいお得なのか、何年でペイできるかを見た上で判断してください。
まずオール電化にする場合の工事費ですが、どこまで電化にするかによってきます。
例えば、エコキュートとIHクッキングヒーターをつけるのか、どちらか一方のみかなどあります。
費用の相場とすれば、エコキュートまで入れると工事費を入れて約90万円~100万円はかかります。
地域によっては補助金が貰える場合もあり、それを差し引くと多少は安くなります。
太陽光発電についても同様で、どのメーカーのものを選ぶかで価格は変わってきます。
パネルとパワーコンディショナーの設置費用で、約100万円~120万円はかかります。
これも地域によっては補助金が出るので、多少は安くなります。
光熱費については、各家庭の事情によって変わってくるので、なんとも言いがたいのですが、日中に誰もいない状態であれば、消費するのは待機電力のみと思われます。
その待機電力分を自家消費すると考えても、太陽光発電でできた電気を売電できるので、そのメリットは享受できる可能性はあります。
また、エコキュートであれば深夜時間帯を利用して温水を作りますので、その分光熱費が節約できるかもしれません。
ただ、オール電化にする際は、それに伴う分電盤などの電気工事費用もかかってくるので、複数の業者から見積をとって判断する必要があります。
その他にも、鍋やフライパンはIH対応のものを選ばなければなりません。
場合によっては全て買い換えが必要になるかもしれないので、そうなると数万円程度の出費が必要になります。
その辺りは事情によって変わってきますので、まずは工事費用の見積もりを取った上で、電気料金のシミュレーションを行い、その他の費用を考慮した上でどうかを判断してください。
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