質問掲示板 群馬県伊勢崎市の草刈、剪定、伐採
庭木の剪定のベストシーズンは?
質問者:こじろう さん
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質問日時:2014-09-09 17:45:18
回答:3件
庭木の剪定を行いたいのですが、ふと「いつごろに行えばいいのかな」という疑問が沸いてきました。おそらく植物なので時期的な問題もあると思うのです。しかし、素人の私からすると木に一番良い剪定のシーズンというのがわかりません。もともと実家をそのまま引き継いだので剪定はずっと親がやっていました。しかし、今は親ものんびりしていてやる気がないので、私が剪定することになっています。そこで剪定に良い時期を教えていただけませんか?
それと剪定は年に何回ほど行えば良いのでしょうか。前は気になるときに剪定していただけで、数年に一回ということもありました。年に一回はやった方が良いと思います。実際はどの程度の期間で剪定をすれば良いのでしょうか?そちらの点についても教えていただければ早速やってみたいと思います。剪定をしないままだと隣の家にまで伸びていってしまいそうでちょっと不安なので早めに剪定はしたいと思っています。
庭木の剪定について
剪定に適した時期は、木の種類によって異なります。
ご両親が植えられた木であれば種類も分かるかと思いますが、何十年も前に植えたものや元々あったものであれば不明なものもあるかもしれません。 そういった場合は、詳しい人に見てもらってから剪定した方がいいでしょう。
◆剪定の種類と目的
剪定には、基本剪定と軽剪定があります。
基本剪定は樹木の骨格を整えるために、主幹や主枝を切り取ります。 主幹や主枝を切り取りますので、基本的には木の休眠中~芽が出る前に行います。 軽剪定というのは木の形を整え、庭木全体の風通しを良くし、庭を明るくするために行います。 こちらは主に春や夏に行います。 秋は剪定には向かない季節ですが、新年を迎える前に行う人も多くいます。 主幹や主枝を傷つけないようにしてください。
◆種類による剪定時期とは
落葉樹や耐寒性のある常緑樹の場合、冬場は休眠中で木の生育に影響が少なく、その時期に基本剪定を行います。 ベストシーズンは11月~4月ですが、気候によって前倒しにする、もしくは遅らせてもいいかと思います。但し、耐寒性のない常緑樹であれば、冬場より少し暖かくなってきた時期に選定を行ってください。
新芽がつき、成葉枝になるまでに春季剪定を行います。松は5月~6月に新芽つみを行うことで、枝ぶりに違いが出てきます。
剪定をする最大の目的は、枝を間引くことで採光性を保ち、庭を明るくすることにあります。 剪定に必要な道具は、剪定バサミ、剪定のこぎり、植木バサミ、高枝バサミ、脚立です。
◆剪定方法とは
剪定方法には冬季剪定、春季・夏季剪定があります。 冬季剪定は木の生育が休止する時期に行われるもので、主幹や主枝に手を入れることで、形を整えるために行います。 春季や夏季に行う剪定では逆に主幹には手を入れず、生育しすぎた枝葉を切り取ることで形を整えていきます。 この時期の剪定では通気や日照の改善とともに、台風により枝が折れる被害を防ぐことにもつながります。
◆剪定すべき枝とは
剪定に適した時期はそれぞれによって異なりますが、剪定すべき枝はだいたい同じです。 枝は基本的に横に伸びていきます。 しかし、横に伸びていくうちに本来伸びるべきでないところに枝が伸びることがあります。 例えばまっすぐに伸びる立ち枝や幹の方向に伸びる逆さ枝などがそれです。 そのままにしておくと、本来の樹形に大きく影響するので、そういった枝から剪定していきます。
◆剪定のベストシーズンについて
一般的に常緑樹は3~5月頃が、落葉樹は葉が落ちた11~3月頃が剪定のベストシーズンです。 花のなる木の場合、桜のように大きな剪定をすると木を腐らせてしまう場合があります。 また、ハナミズキのように秋に剪定すると実がつかないものもあります。
種類が分からない場合、むやみに剪定すると花がつかないこともありますので、詳しい人に見てもらった後に剪定するといいでしょう。
剪定とは庭木を美しく保ち、庭のバランスを保つために行います。
その他にも開花を促す、冬場の日当たりを確保するという目的もあります。
枝が伸びたのをいつまでも放置していると、老化した枝に栄養が行ってしまい、新しい枝が育たなくなってしまいます。
そのため、できるだけ定期的に選定を行う必要があります。
◆剪定の種類
剪定には基本剪定と軽剪定があります。 基本剪定は主幹や主枝を剪定することで、冬季に行います。 軽剪定はからみ枝や伸びすぎた枝を着ることで、春季や夏季に行います。
◆剪定のベストシーズンとは
剪定にちょうどよい時期というのは樹木によって異なります。
アジサイや梅のように花がなる木については、花が終わった直後に剪定します。
ナンテンやザクロのように実がなる木については、実が落ちた後に剪定します。
落葉樹であれば、葉が落ちて休眠期に入る12月~3月までに基本剪定を行います。 常緑樹の場合は冬場に剪定を行うと木が傷みやすいので、3月以降に行います。
このように常緑樹以外は冬場に木の形を整え、その他の季節はからみ枝や伸びすぎた枝を切っていきます。
回数にすると、晩秋から初冬と春先の2回剪定するのがベストです。
自分で植えたものでなければどんな樹木か分からない場合があります。
そのような場合は、詳しい人に見てもらってから剪定することが必要です。
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